カナ師匠とマジック その3
2007年12月28日 TCG全般《対抗呪文/Counterspell(7ED)》でデッキを作るという目標を掲げたいいものの、一つの壁が立ちはだかります。
カード資産がない。
当時の青いデッキといえばネザーゴーと青白コントロール。(対立もあったけど、まだデッキが出回っていなかったときです。)この2つのデッキを組むにはどうしても避けられないもの、それは3マナのカウンター、《蝕み/Undermine(INV)》と《吸収/Absorb(INV)》。
当時は1枚2500円位したものです。
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》や《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に比べたら安いじゃないか!という人もいるかもしれませんが、当時高校1年生の僕にとってはなかなかの高級品。
でも何とかしてパーミッションデッキを組みたい!
悩みに悩んだその結果は…、
トゥルルルルル…、
トゥルルルルル…、
ガチャ!
「《蝕み/Undermine(INV)》4枚買いたいんですけど。」
カード4枚に福沢諭吉を使ってしまいました…^^;
このとき、何か越えてはいけないものを超えてしまった気がします…。
そして、無事に届いた《蝕み/Undermine(INV)》で作ったデッキは青黒赤のカウンターバーン。
もちろん《冥界のスピリット/Nether Spirit(MMQ)》も《ウルザの激怒/Urza’s Rage(INV)》も入ってません^^;
勝ち手段はと言うと、《予言の稲妻/Prophetic Bolt(APC)》や《ショック/Shock(7ED)》や《蝕み/Undermine(INV)》や《火+氷/Fire+Ice(APC)》…。
火力だけで20点削るんです…。
^^;
ただですらプレイングの難しかったクローシスカラー、しかもカードのパワーが中途半端というデッキで、当時の僕が勝てるわけもなく、インベイジョンが落ちるまで3−3という成績を繰り返し続けました…。
インベイジョンが落ち、オデッセイが発売されても、やっぱりカウンターが入ったデッキを考えていた僕。
クローシスコントロール。
ドメイン。
カウンターアボシャン。(笑)
唯一カウンターの入っていないデッキを作ったとすればVoidデッキくらいなもの。
この頃はコントロールばっかり使っていました。
ちなみに、《サイカトグ/Psychatog(ODY)》は使ってなかったです。この頃はメタデッキを使うのが本当に嫌で自分で作ったデッキやメタ外で気に入ったデッキを使っていました。当然のごとく、3−3や2−4を繰り返しながら…。
そして、月日は流れ…、
トーメントが発売されて2ヶ月くらいのこと。
オリジナルデッキでPWCを5−1の結果で終えます。
初めて商品をもらえて大はしゃぎです^^
どんなデッキだったかと言うと、
《神秘の蛇/Mystic Snake(APC)》×4
《霊気の噴出/AEther Burst(ODY)》×4
《排撃/Repulse(INV)》×4
というデッキ^^;
《神秘の蛇/Mystic Snake(APC)》をバウンスで使いまわして相手の呪文を全部消そう!!!と言うコンセプトのもと作ったデッキでした。《神秘の蛇/Mystic Snake(APC)》以外のクリーチャーはと言うと、《クローサの獣/Krosan Beast(ODY)》1枚…。
ステロイドばっかりに当たったのでこの《クローサの獣/Krosan Beast(ODY)》がとても強かった印象があります。
よーし、次もこれで…、
と、思ったのですが、さすがにエルフデッキでこりたので冷静にまわりのデッキを見ることにしました。
この頃、マッドネスが流行りだします。
このマッドネスはほとんどコモンとアンコモンで組めてしまうロープライスデッキだったわけです。
なんと貧乏高校生の見方なのでしょう(笑)
当然、僕も使うことにしました。
しかし…、
このマッドネス、クリーチャーを出しながらカウンターを構えるクロックパーミッションだったわけですが、今だからこのクロックパーミッションという言葉はすっかり定着してますが、当時はさほど使われた言葉ではなく、戦術も雑誌には詳しく説明されていませんでした。
そこで戸惑うわけです。
それまでカウンターがいっぱい入ったデッキは使ったことがありましたが、《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》4枚しか入っていないからパーミッションみたいに構えてばっかもいられないし…、ましてやマリガンの難しいこのデッキ(当時の僕は《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》だらけで共鳴者なしのハンドや、《霊気の噴出/AEther Burst(ODY)》と《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》しかないハンドでを平気でキープしていました)、戦い方がまったくわかりません・・・。
《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》から《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》、《ワームの咆哮/Roar of the Wurm(ODY)》とつなげばいいのくらいはわかっていましたが、そう回らなかったときのプレイングは本当にどうしたらいいかわからなかったです…。
クリーチャーデッキの基礎なんて丸でできてない僕に《サイカトグ/Psychatog(ODY)》と《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》が容赦なく襲い掛かり、またまた3−3、2−4の時期が始まります。時には1−3でドロップしたことも…。
途中、トレンチやサイカトグなんかちょっとかじった時期がありましたが、それでもこのデッキをこの年の終わり頃まで使っていました。
今思えば、何でマリガンすることや全体除去を警戒すること、そして《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》でピンポイントで相手のキーカードを狙い打つことに気づかなかったんだろうと思います…。
とにかく、この頃の僕は本当に勝てなかったです…。
To be continued
ノシ
カード資産がない。
当時の青いデッキといえばネザーゴーと青白コントロール。(対立もあったけど、まだデッキが出回っていなかったときです。)この2つのデッキを組むにはどうしても避けられないもの、それは3マナのカウンター、《蝕み/Undermine(INV)》と《吸収/Absorb(INV)》。
当時は1枚2500円位したものです。
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》や《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に比べたら安いじゃないか!という人もいるかもしれませんが、当時高校1年生の僕にとってはなかなかの高級品。
でも何とかしてパーミッションデッキを組みたい!
悩みに悩んだその結果は…、
トゥルルルルル…、
トゥルルルルル…、
ガチャ!
「《蝕み/Undermine(INV)》4枚買いたいんですけど。」
カード4枚に福沢諭吉を使ってしまいました…^^;
このとき、何か越えてはいけないものを超えてしまった気がします…。
そして、無事に届いた《蝕み/Undermine(INV)》で作ったデッキは青黒赤のカウンターバーン。
もちろん《冥界のスピリット/Nether Spirit(MMQ)》も《ウルザの激怒/Urza’s Rage(INV)》も入ってません^^;
勝ち手段はと言うと、《予言の稲妻/Prophetic Bolt(APC)》や《ショック/Shock(7ED)》や《蝕み/Undermine(INV)》や《火+氷/Fire+Ice(APC)》…。
火力だけで20点削るんです…。
^^;
ただですらプレイングの難しかったクローシスカラー、しかもカードのパワーが中途半端というデッキで、当時の僕が勝てるわけもなく、インベイジョンが落ちるまで3−3という成績を繰り返し続けました…。
インベイジョンが落ち、オデッセイが発売されても、やっぱりカウンターが入ったデッキを考えていた僕。
クローシスコントロール。
ドメイン。
カウンターアボシャン。(笑)
唯一カウンターの入っていないデッキを作ったとすればVoidデッキくらいなもの。
この頃はコントロールばっかり使っていました。
ちなみに、《サイカトグ/Psychatog(ODY)》は使ってなかったです。この頃はメタデッキを使うのが本当に嫌で自分で作ったデッキやメタ外で気に入ったデッキを使っていました。当然のごとく、3−3や2−4を繰り返しながら…。
そして、月日は流れ…、
トーメントが発売されて2ヶ月くらいのこと。
オリジナルデッキでPWCを5−1の結果で終えます。
初めて商品をもらえて大はしゃぎです^^
どんなデッキだったかと言うと、
《神秘の蛇/Mystic Snake(APC)》×4
《霊気の噴出/AEther Burst(ODY)》×4
《排撃/Repulse(INV)》×4
というデッキ^^;
《神秘の蛇/Mystic Snake(APC)》をバウンスで使いまわして相手の呪文を全部消そう!!!と言うコンセプトのもと作ったデッキでした。《神秘の蛇/Mystic Snake(APC)》以外のクリーチャーはと言うと、《クローサの獣/Krosan Beast(ODY)》1枚…。
ステロイドばっかりに当たったのでこの《クローサの獣/Krosan Beast(ODY)》がとても強かった印象があります。
よーし、次もこれで…、
と、思ったのですが、さすがにエルフデッキでこりたので冷静にまわりのデッキを見ることにしました。
この頃、マッドネスが流行りだします。
このマッドネスはほとんどコモンとアンコモンで組めてしまうロープライスデッキだったわけです。
なんと貧乏高校生の見方なのでしょう(笑)
当然、僕も使うことにしました。
しかし…、
このマッドネス、クリーチャーを出しながらカウンターを構えるクロックパーミッションだったわけですが、今だからこのクロックパーミッションという言葉はすっかり定着してますが、当時はさほど使われた言葉ではなく、戦術も雑誌には詳しく説明されていませんでした。
そこで戸惑うわけです。
それまでカウンターがいっぱい入ったデッキは使ったことがありましたが、《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》4枚しか入っていないからパーミッションみたいに構えてばっかもいられないし…、ましてやマリガンの難しいこのデッキ(当時の僕は《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》だらけで共鳴者なしのハンドや、《霊気の噴出/AEther Burst(ODY)》と《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》しかないハンドでを平気でキープしていました)、戦い方がまったくわかりません・・・。
《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》から《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TOR)》、《ワームの咆哮/Roar of the Wurm(ODY)》とつなげばいいのくらいはわかっていましたが、そう回らなかったときのプレイングは本当にどうしたらいいかわからなかったです…。
クリーチャーデッキの基礎なんて丸でできてない僕に《サイカトグ/Psychatog(ODY)》と《野生の雑種犬/Wild Mongrel(ODY)》が容赦なく襲い掛かり、またまた3−3、2−4の時期が始まります。時には1−3でドロップしたことも…。
途中、トレンチやサイカトグなんかちょっとかじった時期がありましたが、それでもこのデッキをこの年の終わり頃まで使っていました。
今思えば、何でマリガンすることや全体除去を警戒すること、そして《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》でピンポイントで相手のキーカードを狙い打つことに気づかなかったんだろうと思います…。
とにかく、この頃の僕は本当に勝てなかったです…。
To be continued
ノシ
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